ウェブ媒体にてご紹介いただきました

2021.3.10.水曜日

この度、ウェブサイト「縁結び大学」にて、北海道・東北地方の美術館めぐりデート特集第16弾として、当館をご紹介いただきました。

縁結び大学はこちら>>縁結び大学|男女の縁を結ぶ、デート情報サイト (jsbs2012.jp)

ACACについてご紹介いただいた記事はこちら>>「青森公立大学国際芸術センター青森」に美術館デートの見どころをインタビュー! – 縁結び大学 (jsbs2012.jp)

 

青森でも3月に入り雪解けも進んでいます。

4月末からは展覧会も始まりますので、併せてぜひおいでください!

 

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2021年度のスケジュール

2021.2.25.木曜日

2021年度12月にACACは20周年を迎えます!

2021年度もACACの特徴を活かし、青森の地理、歴史、自然などと関わりながら、様々なプログラムを実施します。どうぞご期待ください。

■SIDE CORE~EVERYDAY HOLIDAY SQUAD個展
4月24日(土)-6月27日(日)
ストリートカルチャーを軸とした作品発表やイベント企画を行っている「SIDE CORE(サイドコア)」による展覧会を開催します。アートチーム「EVERYDAY HOLIDAY SQUAD(エブリディ・ホリディ・スクワッド)」による個展です。青函トンネル等のリサーチから、国際芸術センター青森の展示空間全体を使用した大規模なインスタレーションを制作予定。会期中は、ギャラリーツアー等のイベントも多数予定しています。

■西川©友美 個展
7月下旬―9月中旬
デザイナー、アーティストとして活躍の幅を広げる八戸出身の西川©友美。近年取り組む木製パネルを組みわせた大型作品は、一見可愛らしく見えますが、聖俗入り乱れる現代社会の縮図にも見えてきます。青森県初の作品公開となる本展では、この大型作品の流れをくむ新作を発表します。

■しまうちみか 個展
7月下旬―9月中旬
しまうちみかの彫刻作品やドローイングの有機的な表現は、固定化された美と距離を置き、合理化された現代社会への疑問を投げかけます。青森での滞在制作を通して、火にまつわる民俗文化をリサーチし、新作インスタレーションを発表します。

■アーティスト・イン・レジデンス・フルサポートプログラム 2021 Invisible Connections
9月2日(木)―12月8日(火)
公募で選ばれた国内外のアーティストやキュレーター、研究者などが、ACACに滞在し、または遠隔でプログラムに参加し、制作活動を行います。プログラム期間中は展覧会、ワークショップ、トーク、公演などを予定しています。
公募期間:2021年2月15日―3月21日 >>http://www.acac-aomori.jp/public/

■「ヴィジョン・オブ・青森」特別編 ~大川亮コレクション展覧会
2021年12月中旬-2022年2月20日(日)
青森県平川市で民藝運動の先駆的活動を行った大川亮(1881-1958)氏が蒐集した古作こぎんの身頃、織ゲラなどの民俗資料(大川幹氏蔵)を通して津軽地方の伝統工芸、特にその図柄に着目し、農民生活の中の美や農村の暮らしの安定などを目指した氏のヴィジョンを明らかにする展覧会。

■アーテイスト・イン・レジデンスプログラム:松本美枝子
招聘期間:2021年4月-2022年3月のうち約3か月間

 

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2月20・21日【自分の顔de雪だるまを作ろう】

2021.2.22.月曜日

2月20、21日(土、日)は毎年恒例となっている版画ワークショップとして、小野耕石さんを講師にお招きして「自分の顔de雪だるまを作ろう」を開催しました。
小野さんは、シルクスクリーンを表現手段とするアーティストで、同じ版で何回も(百回単位で)同じ場所に刷ることでインクを積層し、レリーフ状の立体にした作品で知られています。
また2004年からは、刷ったシート状のインクを積層して本の形にした、100%インクだけでできた「黒本」という作品も制作しています。
これは、キャンバスや紙といった支持体から、制作行為の結果としての絵の具やインクが独立した作品、というコンセプトで制作されています。

小野さんのウェブサイトはこちら>>https://www.onokouseki.com/

このコンセプトを発展させて企画されたのが今回のワークショップです。
雪はいうまでも無く水からできていて、気温に応じてどんどん液体に変化していきます。そして最後には水も蒸発し、支持体が消失します。油性インクは水には溶けないので、理論上は制作行為であるインクは宙ぶらりんのまま、この世を漂うことになるのでしょうか。
もしくは、雪が解けるにつれて、インクで刷った絵柄もどんどん変形していき、制作行為もそれとともに抗えない力によって変化していく、ともいえるでしょう。

ワークショップではまず、シルクスクリーンで雪だるまの顔になるパーツを作っていきます。

最初に版を作る下準備として、スクリーンに乳剤を塗ります。
5歳の子供さんも保護者の方と一緒に挑戦。もしかしてシルクスクリーンをする人の最年少記録を更新したかも!?

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しばらく乾かす間に、顔の写真を撮影します。
数パターンの表情で撮影します。

撮影した写真はphotoshopを使って、ドットの原稿に直します。IMG_8536s

コピー用紙に印刷した原稿に、流動パラフィンを塗って半透明の紙にします。これで光を透過させやすくします。

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それから、顔の各パーツを切り抜き、露光感光機の上に乗せ、その上にスクリーンを乗せて感光させて版を作ります。

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感光させたらすぐに水洗いして、版を確認します。今回の感光時間は2分程度。

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これで版は完成。早速刷ってみます。
雪だるま用のパーツは、オブラートに刷ります。
そうすると、雪だるまの水分でオブラートが溶け、雪だるまにインクを接着することができます。

今回は直径9㎝のオブラートを10㎝角の台紙に貼ってから刷りました。

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雪だるまに貼る時は、霧吹きで水分をかけて、オブラートを少し溶かしながら貼り付けます。

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シルクスクリーンはインクを変えたら色々なものに刷ることが出来るので、2日目は紙やトートバッグにも刷ってみました。

そうやって完成した雪だるまはこちら!
パーツの並べ方で色々な表情が作れます。
津軽の神社の鳥居にいる鬼の写真を持って来た参加者の方がいたので、鬼の顔の雪だるまも作ってみました。

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青森に住んでいると雪はもううんざり、、、とついつい家にこもり切りになってしまいますが、楽しむ方法はいくらでも見つけられる、と感じた2日間でした。

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年末年始休館のお知らせ

2020.12.22.火曜日

「OPEN CALL: CALL for OPEN」は2020年12月22日(火)でプログラム期間を終了しました(各展覧会は、12月20日(日)まで)沢山のご参加、ご来場ありがとうございました。
展示棟ギャラリーは展示替えのため閉鎖していますが、ラウンジおよび屋外施設は通常通り開放しています。

国際芸術センター青森(ACAC)は、誠に勝手ながら下記の通り休館させていただきます。

〇施設点検休館:2020年12月27日(日)

〇年末年始休館:2020年12月29日(火)~2021年1月3日(日)
※2021年1月4日(月)より、ラウンジおよび屋外施設は通常通り開放いたします。

新年は「表現のコモンズ vol.2 地点 ワークインプログレス公演『地下室の人々』」からはじまります。
寒い日が続きますが、2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

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新型コロナウイルス感染対策について

2020.9.16.水曜日

【ご来場の皆様へ】

新型コロナウイルス感染対策のため、ご来場の皆様は、下に記載いたします注意点にご留意の上、ご来場いただけますよう、お願い申し上げます。

今後の状況によっては、展覧会および関連イベントの延期・中止の可能性も考えられますので、ご来館予定の方は、当館Webサイトや、Twitter、公式Facebookなどの最新情報をご確認の上、ご来館くださいますようお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症対策に関する、
ご来場のみなさまへのお願いと取り組みについて

◎ ご来場されたお客様は、ご自身の来場日時など情報を記録(記憶)していただき、ご来場者に新型コロナウイルス感染者が発生した場合における保健所の聞き取り調査へのご協力をお願いいたします。

◎館内は定期的に換気を行っております。展覧会は他の来館者と間隔をあけて鑑賞してください。イベント時は可能な限り他の来館者との間隔をあけて座っていただくようお願いいたします。そのため、イベント当日に会場を広い場所へ変更をする場合があります。ご了承ください。

◎会場には入口にアルコール消毒液を設置します。また、共用部分はアルコール消毒を行います。

◎マスクの着用、咳エチケット(くしゃみや咳をする際、マスクやティッシュ、ハンカチ、衣類の袖などで口や鼻をおさえる)や手洗いうがい等の感染症対策へのご協力をお願いします。

◎感染予防のため、スタッフはマスクを着用する場合があることをご了承ください。

◎少しでも具合が悪い場合は無理をせず体調管理にお気をつけいただき、来館をご遠慮ください。来場前に検温を実施していただき、37.5℃以上の発熱や風症状がある場合は来場をお控えください。

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【締切7/24(金)まで】海外AIRエクスチェンジ・プログラム2020参加者公募

2020.6.12.金曜日

国際芸術センター青森(ACAC)は2016年より、文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」の助成を受け、海外のアーティスト・イン・レジデンス(AIR、以下AIRと記載)実施団体とエクスチェンジ・プログラムを実施してきました。同プログラムでは、個人および団体間のネットワーク構築を目的として、海外AIR団体からアーティストやキュレーターを受け入れ、ACACから毎年一名の日本人アーティストを派遣しています。
2020年度はロシアのZARYA Center for Contemporary Art(以下ZARYA CCAと記載)と連携してエクスチェンジ・プログラムを実施します。この度は、ZARYA CCAがアジアのAIR実施団体と開催する交換リサーチプログラム「Contact Zones: Far East 2020」に参加する表現者を募集します。なお、参加者はアゾブ海・黒海に面したタマン半島に位置するZARYA CCAが設立したGolubitskoe Art Foundationに滞在します。

募集期間:2020年6月12日―2020年7月10日→7月24日(金)まで延長いたします。

詳細は以下でご確認の上、お申し込みください。

応募要項(pdf):海外AIRエクスチェンジ・プログラム2020応募要項

応募用紙(pdf) :海外AIRエクスチェンジ・プログラム2020応募用紙
応募用紙(word):海外AIRエクスチェンジ・プログラム2020応募用紙

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