青森の春ももうすぐ?

2020.2.14.金曜日

ここ一週間ほど、4/11(土)から開催する展覧会「いのちの裂け目ー布が描き出す出す近代、青森から」の準備で、台湾は花蓮より林介文(リン・ジェーウェン、トゥルクの名前では、ラバイ・イヨン)さんがACACに滞在しておりました。着いた日はなんと猛吹雪でした…

台湾原住民の太魯閤(トゥルク)族出身のラバイさん、伝統的な織物・編み物の知識を活かして彫刻的なインスタレーションなどを手がけています。青森市教育委員会所蔵の文化財を裂織などを中心にリサーチしたり、編めそうな素材を見つけに海岸に行ったり、ゴミを見に行ったり。台湾と日本の類似と相違が彼女の目にどう映ったのか、今から作品が楽しみです。

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不要の着物・布/花火の画像映像 提供ご協力のお願い

2020.2.3.月曜日

4/11(土)から開催予定の次回グループ展「いのちの裂け目―布が描き出す近代、青森から」(6/21(日)まで)に参加するアーティストの遠藤薫(えんどう・かおり)さんが、戦争と花火をテーマに作品を作っています。大きなパラシュートを古布から作り、展示する予定です。

また、青森で撮影された花火の映像・画像を集めています。ご協力いただける方がいらっしゃいましたら、ACAC <acac-1@acac-aomori.jp> もしくは、お電話017-764-5200までお願いいたします。

〇集めているもの

その1. 着なくなり処分に困っている綿や絹の着物・浴衣など(裂織として使用することが可能なもの)

※古布は使用させていただいた後に、返却させていただくことはできません。ご協力いただける際は、こちらで取りに伺うことも可能です。染色することもあるかもしれません。化繊よりは天然素材のものを優先的にいただければと考えています。

その2. 必要でなくなった古いボロ、使い道のない裂織などの布類

※こちらは裂織には使用しませんが、作品の一部に加工して使用させていただくことになると思います。使用させていただいた後に、返却させていただくことはできません。ご協力いただける際は、こちらで取りに伺うことも可能です。

その3. 青森で撮影された花火の映像・画像

※祭りやねぶたの花火などなんでも結構です。古いものも拝見できると嬉しいですが、携帯電話で撮影されたものでも構いません。みなさまの視線で撮られた、より多くの映像・画像を集めさせていただけると助かります。こちらは、映像として編集し、作品の一部として公開させていただく予定です。

〇連絡先
電話:017-764-5200(ACAC)
メール:acac-1@acac-aomori.jp

いずれもご協力いただきましたら、作品に協力者としてお名前をクレジットさせていただきます。ご質問なども歓迎です。どうぞご協力のほどお願いいたします。

〇遠藤薫さんプロフィール
現代美術/工芸作家。1989年生まれ。ベトナム在住。沖縄県立芸術大学工芸専攻染織科卒業。志村ふくみ(紬織, 重要無形文化財保持者)主催, アルスシムラ卒業。
主な展覧会に「DJもしもしの幽霊について」AIKOKOgallery(2015、東京)、「クロニクル、クロニクル!」クリエイティブセンター大阪(CCO)(2016-’17、大阪)、『VOCA展2019』 佳作受賞 上野の森美術館 (2019、東京)、「第13回 shiseido art egg」グランプリ受賞 資生堂ギャラリー (2019、東京)、展覧会予定に『OPEN SITE 2019-2020/「藪を暴く」展』TOKAS (東京)、Art Center Ongoing主催 テラトテラ祭り(東京)、春に国際芸術センター青森(ACAC)にて展覧会「いのちの裂け目―布が描き出す近代、青森から」を予定。
HP https://www.kaori-endo.com/
インタビュー https://www.cinra.net/interview/201908-endokaori_kawrk

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4月からの展覧会も準備はじまってます!

2020.2.1.土曜日

4/11(土)からの開催を予定している展覧会「いのちの裂け目ー布が描き出す近代、青森から」の準備をはじめています。

昨日まで、碓井ゆいさんの事前調査を行なっていました。女学校で使われていた教科書やこぎんを求めて、弘前へ。昨日は「刺繍カフェ」と題し、作品の一部を参加者の方々と制作。みなさん、クロスステッチ上手でした。

本格的な滞在は3月中旬・下旬からになりますが、どのような新作になるかこうご期待です。

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