5月26日(日)塚本悦雄ワークショップ2日目

2019.5.28.火曜日

5月25・26日(土・日)で開催された塚本悦雄さんのワークショップ「石膏で浮き彫り彫刻をつくろう」、2日目の様子をご紹介します。
1日目に流し込んだ石膏は一晩経って完全に乾燥しています。それを、金づちを使ってたたいて、中の彫刻を割り出していきます。外側の石膏と一緒に中が割れてしまっていたり、石膏が隅まで届いていなかったりで、欠けてしまっていた方も、、、でも大丈夫、石膏をまた付ければ補修ができます。補修をしたら、彫刻刀で彫りが浅い所を彫りなおして、最後に紙やすりでつるつるにやすりがけをして完成です。

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塚本悦雄ワークショップ1日目

2019.5.26.日曜日

5月25・26日(土・日)で塚本悦雄さんのワークショップ「石膏で浮き彫り彫刻を作ろう」を開催中。

直径18センチのレリーフを石膏で作ります。

1日目の25日は、粘土で原型を作ってから、石膏で型取りするところまでを行いました。

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まずは粘土で原型を作ります。

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1時間すこし粘土と格闘し、原型ができた人から石膏の型取りを始めます。

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20分ほどで石膏が固まったら粘土を取り出します。

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粘土が取れたら水洗いし、最後にせっけん液にくぐらせます。

これで被膜が出来るので、型に同じ石膏を入れてもくっつかずに型抜きができることになります。

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できた型にふたたび石膏を流し込みます。

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最後に補強のための繊維を混ぜて1日目は終了。

一晩乾燥させて、2日目はいよいよ取り出します。

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4月20日(土)春の展覧会オープン!

2019.4.23.火曜日

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ACACでは4月20日(土)から春の展覧会を2展同時開催でオープンしました!
石田尚志「弧上の光」展と「ヴィジョン・オブ・アオモリvol.17塚本悦雄|彫刻ファーム」です。
20日は石田さんと塚本さんそれぞれから作品や展覧会についてお話を伺うオープニングトークを行いました。
石田さんからはまず、線を引くことを表現の根幹にしていることについて、線を引く行為によって影が生まれ、それによって空間が立ち上がり、その空間に漂う響きや時間や経験自体に形を与える方法としてドローイングアニメーションやパフォーマンスがあるというお話がありました。
それから、それぞれの作品について細かく説明していただきました。
今回は初めて彫刻作品を発表していますが、それについてはここ最近、手で触れるものを制作したい気持ちが高まってきていて、立体映画のようなことを考えているというお話がありました。
ちなみに石田さんは2015年に横浜美術館で大規模な個展を開催されていますが、今回は横浜以降に制作された作品ばかりが発表されています。
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石田さんの次に、塚本さんのトークを行いました。
塚本さんは「彫刻ファーム」というコンセプトを10年前から構想していたそうで、その一番初めに作ったものが、家畜の飼料にもなるトウモロコシを表紙に張り付けた本の形の作品《SCULPUTURE FARM-FEED》だったとのこと。
また、今回の目玉作品とも言える巨大彫刻《マメコバチAC634》は、ブランクーシの彫刻を思い出しながらを想定して作ったことや、プロレスのコブラツイストの場面を描いたドローイングは、ギリシャ彫刻の《ラオコーン像》を参照していることなど、彫刻の歴史を縦横無尽に行き来しながら制作している様子が伺えました。

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