「ストーリーテラー 識る単位」オープニング

2012.11.16.金曜日

遅くなりましたが、11月3日(土)の「ストーリーテラー識る単位」のオープニングの様子をご紹介します。

当日はギャラリーツアー形式で、それぞれの作品の前でアーティストの皆さんに話をしていただきました。

青山悟さん
ご本人曰く「世界初の刺繍の野外展示」となる作品が、ラウンジの前に置かれています。
これは昼間と夜暗くなってからと、見え方がかなり変わる作品です。

ギャラリーBには蓄光糸を使った作品が展示されており、今回は外の光を完全にシャットダウンしています。
ライトで照らされて白く光る作品も、前に立つと蓄光糸の変化を見ることが出来ます。

ユ・チェンタさん
台湾でも有名な日本の歌から5曲をアンケートで選び、それを歌っているチェンタさんの様子を青森の観光名所5ヵ所で撮影した映像作品です。
トークでは、歌詞カードを見ながら歌のパフォーマンスも披露されました。

北川貴好さん
床を何層にも重ねた構造物に色々なものが組み込まれています。
様々な仕掛けがあり、色々な発見があります。


ロッテ・ライオンさん
壁画、彫刻、写真を組み合わせた展示です。
どれもシンプルな形なのにちょっとおかしな感覚を引き起こす作品たちです。


トークの後は、ボランティア団体AIRSのみなさんによるコーヒーブレイクの後、ギャラリーB で青山さんと音楽家平石博一さんによるパフォーマンスが行われました。
青山さんが任意の雑誌のページをミシンで縫うのに合わせ、平石さんが音をつけていきます。

平石博一さん

壁には青山さんの手元の様子が映し出されます。

このライブの模様は、現在ギャラリーBで見ることが出来ます。

また、ラウンジでは青山さん、北川さん、ロッテさんによる映像の小展示も行われています。
展覧会は12月16日までです。晩秋の青森でゆったりとした時間を楽しんでください。

ka

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