アーティスト・イン・レジデンスプログラム 2017/Autumn「この現実のむこうにーHere and Beyond」
応募要綱および事業概要

2017年度の募集は5月12日(金)を持って締切りました。

ご応募ありがとうございました。

1 事業目的

国際芸術センター青森(以下ACAC)は、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)を中心プログラムとした施設として2001年に開館しました。AIR では、さまざまな芸術の分野で活躍するアーティストを招聘し、期間中の滞在創作を支援し、展覧会を開催するとともに、協働制作、オープンスタジオ、ワークショップ、レクチャーなどの交流プログ ラムを開催することにより鑑賞者に多様な芸術体験の場を提供することを目的としています。青森での約3カ月の滞在、アーティストとアーティスト、アーティストと地域住民や学生との出会いとその相 互作用により、新たな創作の場が生成されることが期待されます。

2 プログラムタイトル:「この現実のむこうにーHere and Beyond」

作品は全く何もないところから生み出されるのではなく、多かれ少なかれ現実世界から手がかりや影響を受け、それらを見つめた先に作り出されます。生まれ来る作品世界は虚構や空想ではなく、現実を越えた奥にある現実、もうひとつの現実であると解することができます。現実は社会の共通認識として成り立っている一方で必ずしも同一とはいえず、人によって見え方も捉え方も異なる不確かなものであり、アーティストはそこから何をどう切り取るのかが作品を展開していく重要な要素となります。また、鑑賞者は作品を前に、個人の経験などをもとに認識し想像力を広げます。目に見えて明瞭でありながらも曖昧な現実から生まれる作品は、見る者が他者と事物を共有し分かち合うための術(すべ)ともなるでしょう。                                         今回はその現実と、作品によって生み出されるもうひとつの現実との関わりを考えていきます。私たちの目の前にある現実をもとにしながらも、地域の人々をはじめ、鑑賞者を作品世界に惹き込み新たな思考、発見、希望など様々なメッセージを投げかけるアーティストを公募します。

3 公募人数  4名

4 応募条件
a)現在活動しているアーティスト(ジャンルは問わない)
b)制作、生活に係る全てを独力で行うことができること
c)制作の成果を作品としてプログラム内で必ず発表し、展示作業および撤去まで責任を持って行うこと
d)滞在の目的を理解し、招聘期間内の55日以上滞在可能なこと
e)期間中、他のアーティストとの共同生活が可能であること
f)アーティスト・トーク、レクチャー、ワークショップ、学校訪問などの公式交流プログラムの実施を含む地域住民や学生との交流および美術教育的プログラムを積極的に行えること
g)自らの作品解説(アーティスト・トーク)、レクチャーおよびワークショップといった交流プログラムを、英語あるいは日本語で行うことができること
h)健康状態が良好であること
i)最低限日常会話程度の英語が理解できること

5 応募方法
応募用紙【別紙】に記載された事項に従い、提出書類を期限までに提出してください。
提出期限:2017年5月12日(金)
必着のこと。
* 期間を過ぎて到着した資料に関しては、いかなる理由も受領しません。

6 選考および通知
提出された資料をもとに、国際芸術センター青森および審査員による審査によって選考、決定されます。なお審査結果は、2017年7月上旬に応募者に通知します。

7 事業日程
招聘期間     9月7日(木)~12月15日(金)
(*9月10日まで夏AIR展を開催しています)
ミーティング    9月15日(金)予定
展覧会       10月28日(土)~12月10日(日)
(展示設営期間  9月18日(月)~10月26日(木))

■公式交流プログラム)*
アーティスト・トーク      10月28日(土)
レクチャー、ワークショップ      会期中の土日
学校交流            会期中の平日
*レクチャー、ワークショップの日程は、各々協議の上決定いたします。

8 展覧会について
会場 国際芸術センター青森 および敷地内周辺
*展示はグループ展示となります。
*作品展示、展覧会構成に関しては、国際芸術センター青森専門スタッフとの協議の上、決定されます。

9 主催者およびアーティスト間の招聘条件
プログラムを行うにあたり、主催者とアーティストは、以下の条件を含む契約を締結することにより、プログラムを遂行することとします。ただし、招聘条件における主催者からの負担内容は、アーティストが単身で来青することを原則としたもので、基本的に同伴者は不可とします。グループ等複数人での応募も可能ですがその場合、1グループを1アーティストとみなし、旅費、滞在費、制作費など全て1名分の支給となります。また、特別な理由により家族、制作アシスタント等を伴う場合は、必ず事前にご相談下さい。必要が認められた場合、アーティスト以外の方の旅費、宿泊費(1人1泊2,000円)はご負担いただきます。

■ 来青に係る事項
○ 交通費
主催者は、公立大学法人青森公立大学旅費規程により、会期中の1回分の往復交通費を支給します。
(海外)居住地の最寄りの国際空港から青森空港あるいは青森駅間の1回分の往復交通費。国際線航空運賃はエコノミークラスとします。
(国内)居住地の最寄りの駅から青森駅までの鉄道運賃。
※アーティストが青森に到着してからの支払いとなります(海外の場合は精算払い)。
※上限額は、国内100,000円、国外200,000円とします。
※海外在住日本人アーティストの帰国旅費はお支払いいたしません。
※物品輸送に係る費用は自己負担となります。
※青森市内居住者の場合、交通費の支給はありません。
※上限額を超える交通費は、アーティストの負担となります。

○ ビザ
海外居住のアーティストは、必要に応じて日本入国の旅券、ビザを取得してください(費用は自己負担)。詳細は、自国の日本大使館へお問合せください。

■ 制作、展示、交流プログラムに係る事項
アーティストは滞在期間中に作品を制作し、展覧会への出展、交流プログラム(詳細は別項)への参加が必須となります。
○ 制作費*
主催者は、主催者が必要と認める制作活動に係る制作費(調査費、材料費、展示設置費、撤収費を含む)として上限250,000円を支給します。

○ 交流活動費*
主催者は、交流活動費として75,000円を支給します。

○ 制作場所
主催者は、プログラム中の制作場所として、プログラム期間内に限り、国際芸術センター青森の「創作棟」を無償で貸与します。(共同で使用)
*制作スペースは全て共有です。個室はありません。

○ 制作場所の清掃
主催者は、創作棟の定期清掃を行いますが、アーティストの使用の範囲内における清掃は、アーティストが行います。また、アーティストは、プログラム期間中の制作活動の終了後、すべての施設、備品を原状復帰の状態で主催者に返却しなければなりません。

○ 展覧会
<展示>
・作品展示場所および最終的な作品プランは、アーティストおよび国際芸術センター青森スタッフと双方協議を行った上、決定します。
・展示作業は原則としてアーティスト本人が行います。展示期間中の作品の定期的なメンテナンスが必要な場合も、アーティストが責任を持って行ってください。
・主催者は、展示に係る演出上必要と思われる素材(キャプション、パネル、他)等をアーティストと協議の上用意します。
・残響が残るギャラリーでのグループ展示となるため、作品に音を使う場合は、ヘッドフォンなどの対応になるなどの協議および調整が必要となります。

○ 展示終了後の作品について
アーティストは展覧会終了後、作品を自身で撤去しなければなりません。作品を持ち帰る際の梱包は、アーティスト自身で行ってください。輸送費用は、アーティストの自己負担とします。

○ 交流プログラム
アーティストは以下の交流プログラムに必ず参加してください。
・アーティスト・トーク
・レクチャー、ワークショップ
・学校訪問に対する交流プログラム
主催者は、交流プログラムに必要な材料を用意し、経費を負担します。

■ 滞在生活に関する事項
○ 生活費*
主催者は、当館の規程により、滞在中の生活費を支給します(ただし、上限を70泊71日とします)。但し、個人的な理由による旅行等で青森県外に出て宿泊した日数分は支給されません。到着が遅れた場合、帰宅日が早まった場合も同様とします。(参考:満額の場合303,160円)

○ 宿泊場所
主催者は、プログラム期間に限り、滞在中の宿泊場所として、宿泊棟の個室および付帯施設を無償で貸与します(シングルルーム、各19.44㎡)。
アーティストは、浴室、キッチンを共同で使用してください。また、主催者は宿泊棟の定期清掃を行いますが、アーティストの個室、浴室およびキッチン使用後の清掃は、アーティストが各自行います。なお、アーティストは、帰宅時に、使用したすべての施設を原状復帰の状態で主催者に返却しなければなりません。

○ 通信
アーティストは、ダイニングルームにて無線LAN、また各個室では備え付けられた有線LANでインターネットを利用することができます。コンピュータの貸出はありません。

○ 保険
主催者は、アーティストの滞在期間中における傷害に対応した保険契約を実施し、負担します。健康保険等につきましては、ご自身でご加入ください。

■ その他
○ 活動の記録
主催者は、本プログラムにおけるアーティストの作品および活動を写真、ビデオで記録します。アーティストは、上記記録のためご協力ください。
本プログラムで制作された作品の著作権は、すべてアーティスト本人に帰属しますが、主催者が記録した写真、映像等の著作権および公益に資する広報宣伝のためにそれらを使用する権利は主催者に帰属するものとします。また、主催者および主催者の了承を受けた者はこれらをすべて無償で使用できるものとします。

○ カタログ作成について
主催者は、プログラム記録のためのカタログを作成します。また、作成したカタログ20部をアーティストに進呈します。

○ マスコミ対応への協力
アーティストは、マスコミ各社からの取材申込みがある場合、可能な範囲での協力をお願いします。但し、創作活動へ支障をきたすと思われる場合、プライバシーを侵害される恐れがある場合は主催者に申し出、取材を断ることができます。

○ サポーター
センターには事務局スタッフとは別に、期間中の制作、通訳、生活を自主的にサポートするボランティア組織があります。サポートの内容については、ガイダンスの際、主催者を交えた双方の協議を行います。

○ 付記
日本と租税条約を締結していない国、または締結していても課税対象となる国から招聘された場合、制作費、生活費のそれぞれの支給費より、20%程度の所得税(2017年は20.42%)が徴収されますので、ご了承ください。(詳細は、自国の大使館、関係機関等に問い合わせのこと)

10  事務局
青森公立大学国際芸術センター青森  2017年秋AIR係
〒030-0134 青森市合子沢字山崎152-6 TEL 017-764-5200 Fax 017-764-5201
E-mail: acac-air@acac-aomori.jp   URL: http://www.acac-aomori.jp

■ アーティスト・イン・レジデンスへの応募受付用のフォーマットです。下記からダウンロードの上ご参照ください。

2017 募集要綱 PDF Download WORD Download
2017 応募用紙 PDF Download WORD Download