石田尚志展ご紹介(1)

2019.5.18.土曜日

長いゴールデンウィークは終わりましたが、ACACの春の展覧会はまだまだ継続中です。

開催中の展覧会について、会期終了まで少しずつご紹介していきたいと思います。
ギャラリーAで展示中の石田尚志さんは、1月下旬から断続的にACACに滞在していました。
この写真の作品《弧上の光》は、3月にギャラリーAで制作した作品です。
弧形のギャラリーの壁面に設置したキャンバスに線が引かれて行く様子と共に、上部にある窓から夕方の光が差し込む様子も捉えられています。
徐々に厚みと重力を増していくキャンバス上の様子と対照的な軽やかな光の変化が印象的です。
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写真:石田尚志《弧上の光》ビデオ(カラー)、3分19秒、2019年 ©️ takashiishida

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4月20日(土)春の展覧会オープン!

2019.4.23.火曜日

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ACACでは4月20日(土)から春の展覧会を2展同時開催でオープンしました!
石田尚志「弧上の光」展と「ヴィジョン・オブ・アオモリvol.17塚本悦雄|彫刻ファーム」です。
20日は石田さんと塚本さんそれぞれから作品や展覧会についてお話を伺うオープニングトークを行いました。
石田さんからはまず、線を引くことを表現の根幹にしていることについて、線を引く行為によって影が生まれ、それによって空間が立ち上がり、その空間に漂う響きや時間や経験自体に形を与える方法としてドローイングアニメーションやパフォーマンスがあるというお話がありました。
それから、それぞれの作品について細かく説明していただきました。
今回は初めて彫刻作品を発表していますが、それについてはここ最近、手で触れるものを制作したい気持ちが高まってきていて、立体映画のようなことを考えているというお話がありました。
ちなみに石田さんは2015年に横浜美術館で大規模な個展を開催されていますが、今回は横浜以降に制作された作品ばかりが発表されています。
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石田さんの次に、塚本さんのトークを行いました。
塚本さんは「彫刻ファーム」というコンセプトを10年前から構想していたそうで、その一番初めに作ったものが、家畜の飼料にもなるトウモロコシを表紙に張り付けた本の形の作品《SCULPUTURE FARM-FEED》だったとのこと。
また、今回の目玉作品とも言える巨大彫刻《マメコバチAC634》は、ブランクーシの彫刻を思い出しながらを想定して作ったことや、プロレスのコブラツイストの場面を描いたドローイングは、ギリシャ彫刻の《ラオコーン像》を参照していることなど、彫刻の歴史を縦横無尽に行き来しながら制作している様子が伺えました。

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