年末~2月の休館のお知らせ

2019.12.18.水曜日

年末年始と年明けの休館日のお知らせです。

12月29日(日)-1月3日(金)-年末年始休館

1月18日(土)、19日(日)-青森公立大学にてセンター試験実施のため

2月24(月・祝)、25日(火)-青森公立大学入試のため

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

9月4,5日西中学校、中央高校職場体験2日目

2019.9.5.木曜日

今週は毎日小中学校のみなさんが来館しています!
青森西中学校と青森中央高校の職場体験2日目。今日は明日以降に控える小学校の創作体験の準備と来館者の方にお渡ししている野外散策路マップの修正作業を行い、最後に昨日書いてもらったACACのオススメスポットのマップの仕上げ作業を行いました。生徒の皆さん作のマップは、ラウンジにてご覧いただけます!
It was the Second day of work experience for the students of Aomori Nishi junior high shchool and Aomori Chuo high school. They prepared the materials for the elementary school program and modification of the leaflet. At last, they made a map which they show their recommendation place. You can see the map in the lounge. (But we are sorry it is only in Japanese)

IMG_5037 IMG_5040 IMG_5043 IMG_5047

IMG_5048

このエントリーをはてなブックマークに追加

9月4,5日西中学校、中央高校職場体験

2019.9.4.水曜日

本日は西中学校と中央高校の皆さんが職場体験で来館しました。今日は建築と敷地内の野外彫刻を見て回り、お勧めポイントについて文章で書いてもらいました。途中、滞在中のカルロスさんとのご対面や、版画室を利用されている市民の方に銅版画のことを教えていただいたりもしました。今日書いてもらったものは、地図にしてラウンジでご覧いただけるようにします。
そしてなんと驚くべきことに、今日来た皆さん全員、小学校の校外学習でACACに来たことがある人達でした!葉っぱを使った創作体験を覚えてくれていて感無量です。

IMG_5025 IMG_5029 IMG_5031 IMG_5033 IMG_5034

このエントリーをはてなブックマークに追加

春の展覧会 石田尚志「弧上の光」、VOA塚本悦雄「彫刻ファーム」開幕しました

2019.4.20.土曜日

Light_on_the_Arc_flyer_0318_fo

塚本チラシ画像web用

English follows Japanese

ACACでは、4/20(土)より、石田尚志「弧上の光」、ヴィジョン・オブ・アオモリ vol.17 塚本悦雄「彫刻ファーム」を開催いたします。

初日となる今日は、14:30~15:30の予定で、石田尚志氏、塚本悦雄氏によるオープニング・アーティスト・トークを行います。集合場所は、ACACラウンジです。途中参加も歓迎です。

また本展の関連イベントとして、4月~6月にかけて下記のイベントも行います。

石田尚志「弧上の光」関連イベント
鑑賞ツアー

内容:学芸員のご案内で、参加者の方とお話ししながら展覧会を鑑賞します。
<一般向け>
日時:4月27日(土)、5月19日(日)14:30-15:30
<家族向け>
日時:4月28日(日)、5月18日(土)14:30-15:30

ヴィジョン・オブ・アオモリ vol.17 塚本悦雄「彫刻ファーム」関連イベント
ワークショップ「石膏で浮き彫り彫刻をつくろう」

日時:5月25日、26日(土、日)13:00-15:00 ※2日間で1つの作品を作ります。
対象:どなたでも。小学校低学年のお子様は保護者の方のお手伝いが必要です。
定員:12名
材料費:500円
内容:石膏で直径約20cmの円盤型レリーフ作品を作ります。1日目は粘土で原型を作り、石膏で型抜きします。2日目は型から取り出した石膏を削って整え、仕上げます。自由にデザインした自分だけの作品を作りましょう。

石田尚志「弧上の光」関連イベント
トーク「作品について」+パフォーマンス

ゲスト:星野太(美学、表象文化論)
日時:6月16日(日) 14:30-16:00(予定)
対象:どなたでも
内容:トークのゲストに哲学者・美学者の星野太さんをお招きし、石田と対談を行います。その後、石田によるパフォーマンスを行います。

イベントでは、アーティストから直接話を聞いたり、作品への理解を深めることができます。貴重なこの機会をどうぞお見逃しなく。

We open two spring exhibitions, “Light on the Arc” by ISHIDA Takashi and “Sculpture Farm” by TSUKAMOTO Etsuo as a series of ‘Vision of Aomori’ from April 20th!

From 2.30pm to 3.30pm in ACAC, we will hold OPENING ARTIST’S TALK. Please join us at the LOUNGE of ACAC as meeting place of this event. Of course, feel free to join after the event has started.

In addtion, we will hold some special event related to those two exhibitions from April to June.

Talk tour by Curator of Ishida’s exhibition for general public: Saturday, April 27th and Sunday, May 19th. From 2.30pm to 3.30pm.
Talk tour by Curator of Ishida’s exhibition for family: Saturday, April 28th and Sunday, May 18th. From 2.30pm to 3.30pm.

Workshop by TSUKAMOTO Etsuo “Let’s make Relief”: For 2 days, Saturday and Sunday, May 25th and 26th. From 1pm to 3pm.
Capacity of 12 people, Cost is 500 yen for materials.

Guest Talk by Artist and Futoshi Hoshino + Performance by ISHIDA Takashi: Sunday, June 16th. From 2.30pm to 4pm (scheduled)

Don’t miss those wonderful opportunities.

このエントリーをはてなブックマークに追加

冬の芸術講座2019 中島佑太ワークショップ「ACACで行く!見えない旅2日間」

2019.3.27.水曜日

3月9日と10日は中島佑太さんによる「ACACで行く!見えない旅2日間」を行いました。
IMG_3345

「見えない旅」は、アイマスクで目隠しをして歩いてみることから始まります。
ラウンジに集合した参加者は、目隠しをして歩いてみるときの注意事項を中島さんから聞いた後、誘導する人の付き添いのもと目隠しをしたまま創作棟まで歩いてみることになりました。

IMG_3349

アイマスクをして見ることができなくなると、手を体の前に出して、自分が進む先に物が無いかを確かめたり、誘導してくれる人の声をよく聞こうとしたりして、感覚をよく研ぎ澄ませます。
誘導する方は、どう声をかけたら目隠しをした人が道に沿って歩けるか、道にはどんなものがあるのか、それらを伝えることに一生懸命。
この日は天気もよく、創作棟へ移動する途中の長い廊下では、ガラスが反射して小さな虹のようなスペクトルがいくつも出ていました。アイマスクをしている人は見られずに、虹が見たい!と大騒ぎ。

創作棟に到着し、見えない時にはどんなことが起きたのかをみんなで話し合いました。
触ってみることでいろんな感覚が得られる/匂いがする/温度を感じる/段差や坂道、カーブなど足の感覚が頼りになる/振動、風がヒントになる、、などの意見がありました。

IMG_3400

大きな創作棟には長い廊下があります。再び目隠しをする人と誘導する人に分けて、みんなで廊下を通って部屋の周りを歩いてみました。
誘導する人は、道がどうなっているのか、どんなものがあるのか、あと何歩で段差があるのかなど、周りをよく見て言葉で説明します。

目隠しをして歩く人はその誘導を聞き、また音の響き具合や気温の変化を感じながら歩いていきました。

IMG_3354IMG_3357IMG_3360 IMG_3364IMG_3368 IMG_3369IMG_3371

外では雪を踏んだときの音や足の感覚を楽しみました。いつも見ている雪は、砂浜や砂漠であるようにも感じられることができました。

IMG_3377

あえて目隠しをすることで、聞こえてくる音や声、皮膚で感じる温度、ものの触感、歩くときの足の感覚などから、その場所がどんなところなのか、想像が大きく広がります。
旅は見たいものを見に行くものだけれど、ここでは見えないことから想像して、自分たちで見たい旅を作っていきました。

IMG_3383

目隠しをして気づいたことを思い出しながら、画用紙やペン、スリッパ、テープなどの材料を使って旅作り。
創作棟にはいろんな道具や材料があります。用意された材料の他にも使ってみたい物があれば、使ってもよいものをスタッフに聞いて材料と組み合わせてみました。

IMG_3382

それぞれ作った旅をどこに置いたら一番いいかを考えます。
天気もとても良かったので皆さん外の長い廊下に並べました。

IMG_3390

いろんな触感が楽しめる温泉、虹がかかっている雲の上の国、電車、ヨットの浮かぶ海では、波の音も聞こえました。

ツアーのように順に巡って、それぞれの作者が旅を案内してくれました。

IMG_3391 IMG_3393IMG_3395 IMG_3396

2日目。
創作棟で1日目と同じように目隠しをして歩いてみることから始まります。
前日の参加者もこの日が初日の方々も、練習として目隠しをしたままテーブルの周りを一周してもとの席に戻ることができるか試してみました。
テーブルや椅子の位置をたどりながら歩くのもなかなか難しいものです。

IMG_3415 IMG_3416

 雪解け水が屋根から流れてくる様子を滝に例えてみたり、目隠しをして前日に作った波の音を鳴らしながら外にある雪の上を歩いて、足で感じるサクサク感から砂浜を想像してみたりしました。

普段見ているものを別物に置き換えることで、違う場所を作ることができるのではないか。2日目は、周りにあるものを何か別なものに見立てることに挑戦です。

IMG_3407IMG_3419

見えない旅では感覚をすまして周りを観察し、いろんな素材を見つけて試してみることが大事。スタッフや親御さんと一緒に、普段使わない素材や方法を試して思い思いに制作を楽しみました。

IMG_3425IMG_3431 IMG_3428IMG_3434IMG_3437 IMG_3442

旅に必要な電車と駅、猫に手紙が届けられるポスト、おみくじができる神社、素材屋さんにはまつりの旗が立てられました。

IMG_3427 IMG_3449 IMG_3453IMG_3445IMG_3462

目隠しをしても歩きやすいように、ドアの段差につけられた跳ね橋。

IMG_3444

きれいな色で描かれた万華鏡を覗くと、移動しなくても周りの風景を変えて見ることができました。

IMG_3457IMG_3432

自由な発想から実現まで、制作に集中できたようです。

想像することを大切に、自分たちで違う場所、「旅」を作り出す2日間でした。

このエントリーをはてなブックマークに追加

冬の芸術講座2019 版画ワークショップ「アクアチントによる濃淡と階調の美しさ」

2019.3.26.火曜日

3月初めは、版画のワークショップ「アクアチントによる濃淡と階調の美しさ」を行いました。

講師は、腐食銅版画の技法で繊細な線や形を表現する漆戸美枝子さんと、アルミ板を使ったドライポイントを制作し国内外で作品を発表している橋本尚恣さんです。

IMG_3192

2日間の講座のうち、1日目は銅板の腐食を行いました。
まずは漆戸さんと橋本さんから制作方法について、腐蝕銅版画の線と面の表現にはそれぞれ異なる技法を使うという説明がありました。

ニードルなどで描かれた線を用いるエッチングという技法と、散布した松ヤニを使って面を表現するアクアチントという技法を説明してくれました。
線と面、腐蝕させない部分にグランドという防腐剤を塗布することと、腐蝕液につけることを繰り返すことで、線の強弱や面の色のグラデーションを作っていきます。
腐蝕液につけて腐蝕させる時間を長くするほど深く腐刻されるため、刷った時に線は強く、面の色は濃く表すことができます。 

IMG_3194

参加者の方々には、架空のカレンダーをテーマにした下絵の準備を予めお願いしてありました。
カレンダーには季節を表す絵や数字、月や曜日を示す文字が含まれます。思い入れのある季節や自分の誕生月をもとにするなど、数字や文字を合わせた自由な発想の絵を描いてきていただきました。

IMG_3191IMG_3204

エッチングでは、銅板の表面にグランドと呼ばれる防触液を塗って乾かし、下絵を転写し、ニードルで転写した下絵を線描していきます。

IMG_3207 IMG_3202

ニードルでグランドを剥がすように線描をし終えたら、腐蝕液に浸けます。
さらに、線を強くする部分を残し、段階的なグランドの塗布と腐蝕を繰り返すことで線の強弱を出します。

IMG_3244

IMG_3201 IMG_3209

アクアチントでは、松ヤニの粉を箱の中で巻き上げて銅板の上に均等に散布したあと、熱して粉を定着させ、エッチングと同じようにグランドの塗布と腐蝕で濃淡を調整しグラデーションを作っていきます。

今回は、エッチングで10分単位、アクアチントは20秒単位で腐蝕液につけてみました。

IMG_3463

長丁場の制作の合間には、スタッフによる特設カフェコーナーが憩いの場となりました。

IMG_3269

二日目は刷りの工程です。
プレートマークを整えたら、インクが固くならないように電気ウォーマーの上に版を置いてインクを詰めていきます。
充分に詰めたら寒冷紗で拭き取り、水で湿らせておいた紙を置いて刷っていきます。

IMG_3234IMG_3226IMG_3237IMG_3259IMG_3249IMG_3282IMG_3285IMG_3230IMG_3263IMG_3240IMG_3241IMG_3250IMG_3245IMG_3256 IMG_3257   IMG_3248

創作棟のまん中にある銅版画スタジオには、日本一大きいと言われる大型プレス機があります。このプロ仕様のプレス機を使うには、紙の準備からプレス機の圧の調整、刷りの具合など、専門的な技術が必須となります。
今回は、プレス機の設置当初の銅版画研修会にも携わったことのある橋本さんの指導のもと、このプレス機を使って刷ることができました。

各々の版から架空の年月を表すような一枚の版画、カレンダーにすることができないかという試みです。
まずはどう並べるか、紙と同じ大きさのビニールの上にレイアウトを決めて印をつけていきました。

IMG_3275  IMG_3271

シートをプレス機のベッドプレートの上に敷いてそれぞれでインク詰めをした版を並べました。

IMG_3286

数人がかりで紙とフェルトを順にゆっくりと置いていき、フェルトの状態を見ながら、電動ローラーを動かしていきます。
インクの状態や版の並びを変え、約2m幅の版画を2枚刷りました。

IMG_3289IMG_3292 IMG_3306IMG_3294IMG_3296IMG_3298IMG_3299IMG_3300IMG_3301 IMG_3303thumb_IMG_3309_1024

最後は作品を見ながら講評会。
難しいテーマでしたが、それぞれの捉え方によって個性が大きく表れたように思われました。腐蝕と刷りという初めての技法で思い通りにいかなくとも、偶然のイメージの面白さを見つけられた参加者もいました。

線描、松ヤニの定着、腐蝕、インク詰め、拭き取り、紙、刷り。
多くの工程にある要素によって、異なる画が作れる魅力と奥深さを体験することができたのではないでしょうか。

IMG_3320

2日間なかなかハードでしたが、講座終了後も刷りを続ける参加者もいました。
楽しみながらも制作に集中することができたようです!
最後まで丁寧にご指導いただいた講師お二人に感謝です。

大型プレス機で刷った版画は、創作棟の銅版画スタジオ横の廊下に展示します。
窓越しからでもご覧いただけます。

このエントリーをはてなブックマークに追加