辻けいさん野外彫刻修復

2017.9.25.月曜日

辻けいさんが2005年に制作した野外彫刻《青森―円2005》をご存知でしょうか。

ACACの森の中、散策路の入り口からすぐのところにたたずんでいます。

制作から10年以上経過し中の劣化が目立ち始めてきたため、今年修復・再制作を行うことにしました。

昨年からの打ち合わせを経て、今日はついに工事の初日。

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劣化しているのは内側で、元々カラフルに色が付いた壁だったのが、下の方がかびてだいぶ黒ずんでしまっています。

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今回は内壁を大幅にリニューアル。ベンガラを塗って真っ赤な空間に作り替えます。

内壁には糸が貼ってあるのですが、その糸の表情を生かしたいということで、表面は下のカビの部分だけ取り除いて、カビがひどくない部分はそのまま下地を塗っていきます。

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どうなるかはやってみないと誰にも分らないという状況ですが、今週いっぱいかかって工事を行っていきます。

完成予想図。辻さんが作った模型です。

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9月22日篠田小学校

2017.9.23.土曜日

9月22日は、篠田小学校の2年生の皆さんが来てくれました。

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男の子たちは大きな声で歌を歌いながら歩いてます。

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今日はみんなで大きなトンネルをつくりましょう!

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こんなカーテンがあったり・・・

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文字だって作っちゃいます。

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かくれんぼしているのは誰かな?

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完成したら、みんなのを繋げてくぐって遊びます。

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楽しそう!

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お弁当を食べて、午後は野外彫刻鑑賞。最初から最後まで元気いっぱいでした!

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9月19日造道小学校

9月19日は造道小学校の2年生の皆さんが来てくれました。
秋晴れのいいお天気です。小鳥の学校をつくりました。

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四季のアーケードも影がきれいでした!

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大きな栗の木の下で♪

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もみじの葉っぱは大人気!

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最後は野外ステージで記念撮影!素敵な作品ができましたね。

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秋AIR2017 始まりました!

2017.9.21.木曜日

ACACではいよいよ秋らしくなってきました。

9月の1週目から続々と今年の秋AIRの参加アーティストがACACに到着!
先日は全体でのミーティングが行いました。
それぞれの計画に合わせて制作が進められていきます。

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トークセッション「美術と社会ーあなた/わたし/こども/おとな」

2017.9.16.土曜日

船井美佐展の最終日9月10日(日)はトークセッション「美術と社会-あなた/わたし/こども/おとな」を開催しました。
トークには船井さんが2014年に参加した乳幼児向けの展覧会「ワンダフルワールド」を企画した船橋市学芸員(元東京都現代美術館学芸員)の山本雅美さんにもご参加いただき、美術と社会の関わりについてお話しいただきました。

2部構成の第1部では、トーク参加者3名がそれぞれの活動を紹介しました。
船井さんは2007年にACACのレジデンスプログラム「裏糸」に参加した際にワークショップやトークをおこなったことをきっかけに、アーティストの社会的責任について自覚するようになったと言います。
その後、プライベートではお子さんを出産し、作家としてはパブリックアートやアートプロジェクトの仕事を重ねるようになり、それを通じて作家・作品・美術・美術館が社会でどんな役割を持っているのかを考え続けています。例えば、パブリックアートでビルの一部に作品が設置される場合、作品はそのビルに関わる人達の思いの象徴としてあることや、アートプロジェクトでは美術の専門家では無い人々と対話しながら作品が作り出す場の感覚を共有していくことができる、などをお話しいただきました。
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対して山本さんからは「ワンダフルワールド」展を中心にお話しいただきました。
同展では「こどものワクワク、いっしょにたのしもう みる・はなすそして発見!の美術展」というサブタイトルが付けられています。誰かと一緒に同じ作品を見ても、それぞれが違うものを見ている、それぞれの価値観があることを発見してほしいという願いが展覧会に込められています。
また、山本さんからは「公園」というキーワードが出され、美術館も公園のように誰でも行っていい場所であって、みんなの居場所であってほしいというお話がありました。

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その後、ACACの学芸員よりACACの教育普及活動をご紹介し、美術を通した教育と社会の中の場作りという2点を目指して活動していることをお話ししました。

第2部のトークセッションでは、日本の美術館の普及活動はまだまだ足りていないということ、その理由をたどると日本に美術館が導入された歴史とも関わることや、子育て世代で美術館に行きたくても行けない人たちをつなぎとめ、生涯に渡って継続的に美術館に行き続けられることが必要であるということ、また鑑賞の場を作るために人を介することが有効だ、などの意見が出ました。

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ここではすべてをご紹介しきれませんが、今回のトークセッションはまとめて来年3月発行のACACの記録集「AC2」に掲載する予定です。そちらもどうぞお楽しみに。

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9月9日船井WS「いろのらくえん-モビールづくり」

2017.9.15.金曜日

少し遅くなりましたが、9月9日に開催した船井美佐さんのワークショップ「いろのらくえん-モビールづくり」のレポートです。

船井さんが出品しているすべり台や木馬の作品のように、動物や植物に切り抜かれた色面を構成して絵画空間を作るワークショップです。

まずは船井さんから展覧会に出品している作品のことや、各地にあるパブリックアートについてのお話がありました。

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それからパーツを選びます。
土台になる丸いものを1つ、それに組み合わせる小さいものを6個選びます。

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それから、色を選びます。

今回はアクリル絵の具を使いました。
子供が絵具を使うとき、含ませる水の分量の調節が難しいので、ボトルから出したらそのまま使えるようになっているものを使いました。

基本的に1つのパーツに1色塗ります。

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色の選び方もそれぞれ。
小さい女の子が渋いカーキや紺を選んでいたり、パステルカラーでまとめたり。

基本1パーツ1色ですが、色を塗り分けたり。

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インコを飼っている人がインコの顔を描いたり。

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裏表色を塗ったら、糸でつないでいきます。
パーツには元々穴が開けてあり、そこに糸を通してつないでいきます。
どこにどのパーツをつなぐかも重要ですが、糸の長さによってもだいぶ構成が変わってきます。

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最後に完成したものを一人ずつお披露目してもらいました。

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どのパーツにどの色を塗るかによっても全体の印象がガラリと変わってきます。土台の丸いパーツが面積が大きいので影響が大きいということがあります。逆に小さいパーツにビビッドな色を入れてポイントにした人もいました。
また、選ぶ色は本当に人それぞれ異なり、船井さんによるとその人が来ている服の感じに似ていたり、何となくその人自身を表すように見えるとのこと。
大人には思いつかない子供の配色には、船井さんも親御さんも感嘆していました。

船井さんがドローイングを描き、参加者の方が色を塗り、協同制作のようなワークショップにもなりました。

それぞれのご家庭で持ち帰った作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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