ラーキー・ペスワニ トーク&セッション

2017.11.14.火曜日

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11月12日(日)、ラーキー・ペスワニによるトークイベントを開催しました。
まず、ラーキーから母国であるインドの近代化の歴史と現在の社会状況について話しがありました。インドがイギリスの植民地となり、新たな考えや制度が受容されつつも、昔から存在する階級制度であるカースト制度の影響が未だ残るということなど丁寧に説明がありました。

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自らの作品を紹介していくなかで、インドの背景を踏まえて制作していることも明らかになってきました。美術において様々な素材を扱うなかでも、例えば、ふくらんだ麻袋によって、出稼ぎ労働者の姿を想像させるなどのしかけをしています。

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見えているものは同じ素材でも、意味のとらえ方は社会的背景によって変化し、ラーキーが様々な意味を考慮して制作していることがわかりました。
現在ACACで展示している作品は今後も発展させる予定とのことで、今後の活動も期待させてくれるトークとなりました。

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平成29年度 休館日のお知らせ

国際芸術センター青森は、以下の日程を休館日とさせていただきます。
来館を予定されている方はお間違えのないようご注意ください。

12月29日(金)から1月3日(水)
1月12日(金)、13日(土)、14日(日)
2月24日(土)、25日(日)

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本山ゆかりワークショップ「自分の線をじっくり見る」@ACAC

2017.11.13.月曜日

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11月11日、ACACで本山ゆかりさんによるワークショップを行いました。午前中は親子向け、午後は一般向けで、どちらも本山さんの作品や技法について話しがあった後、その制作方法を体験するものです。本山さんの実際の作品を裏側から見るという幸運にも恵まれました。

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午前中の親子向けは、親子ペアで進めました。他の回と違うのは、モチーフがお互いの顔であること。まずは、向き合って一分ほどでクロッキーしたら、一番いいものを選んでそれを交換し、アクリル板をのせて、相手が描いた線をよく見ながらなぞっていきました。子どもさんの中には、大人が予想しない方向になぞっていたり、白く塗った部分が乾いてから削って模様をつけたり、様々な工夫が生まれていきました。親御さんも夢中になって、ああでもない、こうでもないと試行錯誤していきました。

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一方、午後のワークショップで描いたモチーフは中高生でのときと同じく、木の枝とシーツ。クロッキーの時間も30秒、20秒でやっていきました。
その後、絵の具を塗るときには、クロッキーのときのクレヨンの柔らかい線に手間をかけて向き合う人もいれば、線の特徴を強調して描いたりする方もいました。

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2色だけの絵の具なのに、工夫次第で多彩な表情が生み出せるのがこの制作方法の面白いところ。板を動かして絵の具が垂れた部分をつくったり、乾いてから綿棒や竹串で拭ったり、というテクニックを教わっては様々に試していました。

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本山さんが共通して伝えていたのは、要素が少なくても工夫次第で描くことの可能性を広げて楽しむことができることでした。

参加者の皆さんがまた絵を描くときに、この方法を思い出してもらえるといいなと思います。

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本山ゆかりワークショップ「自分の線をじっくり見る」@青森市立南中学校

11月10日、青森市立南中学校の美術部と放課後の時間にワークショップを開催しました。

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まずは、本山さんから、今までの作品を紹介するなかで、思い通りの色を作ることに躍起になるよりも、絵を描くことを楽しむために、現在の制作方法に至った経緯などをお伝えいただきました。

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クロッキーは、30秒と20秒のもので計4回。迷いながらペンを動かす人もいれば、できるだけ多くの線を重ねる人もいました。

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初めは戸惑いもありましたが、少しずつ素材に慣れ、絵の具の重ね方を変えたり、やグラデーションで変化をつけたり、じっくりと絵に向き合いました。参加した先生方も生徒に負けないくらい真剣な面持ちで筆を握っていました。

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最後の講評では、それぞれの感想を聞きながら進みました。普段すごく時間をかける生徒が今回は早めに完成していたり、先生からは「色むらはないように普段は生徒に指導しているけど、この方法だとそれを工夫するのが楽しい」という感想もあり、普段の学校での制作とはまた違った楽しみ方を味わえたようでした。

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本山ゆかりワークショップ「自分の線をじっくり見る」@青森中央高校

2017.11.7.火曜日

ACACでの開催に先駆けて、青森中央高校でワークショップ「自分の線をじっくり見る」を実施しました。参加してくださったのは、美術系列2年生の生徒の皆さん14名。
和やかな雰囲気で終始ワークショップは進みました。

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まずは、本山さんから制作の方法を交えながら過去作の紹介があり、絵ってなんだ?どこまで要素が少なくても絵と呼べるか?と考え続けてきた制作の経緯が見えてきました。普段は10秒くらいでさっとパソコンで描いたものを300個くらいのなかから選んで、モチーフとして、アクリル板に描くという本山さん。3本の線だけでもいい絵が描ける、ということに気づいて感動した話などをしてくれました。

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その後は、早速マジックやクレヨンを使って、短い間でクロッキーを描いていきます。「絵に失敗はないので、思い切りやってみてください」という呼びかけに、生徒の皆さんも大胆に描くことができたようでした。30秒、20秒、10秒と時間を変え、またモチーフも変えながら描いていきました。

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次に、気に入ったクロッキーを一つ選び、そこにアクリル板を重ねて絵の具をのせていきます。線の強弱を変えたり、周りの白の絵の具を重ねて濃淡をつけたり、それぞれに試行錯誤していました。

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最後の講評の時間では、本山さんがいいね、と思ったところを伝えていくと、みんな照れながらも、誇らしそうな様子でした。線の違いを感じるとともに、短時間でもいい絵が描けるということを、みなさん実感したようでした。

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トークイベント日時変更のお知らせ

2017.11.6.月曜日

12月2日(土)に開催を予定しておりましたラーキー・ペスワニによるトーク&セッション「視覚と場所の流動性-ある「もの」の解釈と視覚による世界観、それらの居住地との関わり」の日時が変更になりました。ご来場の際はご注意くださいますようお願いいたします。

変更後の日時:11月12日(日)10:30-12:00
会場:展示棟AVルーム
事前申込は不要ですので、開始時刻に会場までお越しください。

11月12日(日)はファミリーツアーも開催いたしますので、併せてご参加ください!

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