再考現学考―青森市所蔵作品小展示
山口晴温「山のうた」

山口晴温は、昭和33年から当時の青森営林局局報「青森林友」の表紙絵を担当し、以来10年にわたり県内の国有林事業所を丹念に取材し、造林育成から木材生産、治山、土木事業など山で働く人々の姿を描いており、その集大成である画集「山のうた―森林作業の記録―」(東奥日報社刊行)は、当時の森林作業の貴重な記録にもなっています。その丁寧な記録、視点の在りようには、考現学的態度すら感じさせます。本展では、青森市に寄贈されたこの画集の原画および版画から28点を展示します。

山口晴温(やまぐち・せいおん、1926-2008)
青森市生まれ。日本板画院同人。わらべ遊び、郷土芸能、風俗などをテーマとして版画を制作。そのほか新美南吉『ランプと胡弓ひき』、鈴木喜代春『十三湖のばば』『けがづの子』をはじめ、多くの児童文学作品の表紙絵・挿絵を描く。

主催 青森公立大学国際芸術センター青森
協力 青森市教育委員会

日時
2012年1月14日(土)~2月5日(日)10:00 - 17:00
会場
展示棟・ギャラリーA(一部)
対象
無料
yamaguchi

山口晴温≪山のうた≫より