「国際芸術センター青森」は、時代を担う新たな芸術環境の場として、さまざまな芸術創作や鑑賞の機会を提供するとともに、芸術作品の作り手であるアーティストと市民との多様な交流を図りながら、青森市独自の新しい芸術文化を作り上げることを目的としています。本市の豊かな自然環境の中で、「芸術と自然」をテーマに国際性・「地域特性」のある優れた芸術文化の創作・発信の拠点として、さまざまな事業が展開されます。  

   

   主な事業は、国内外のアーティストを招いたアーティスト・イン・レジデンスプログラムを中心とした展示発表。アーティスト自身や専門家によるセミナーやシンポジウム、あるいは市民は実際に創作活動を体験することができるワークショップを行うなど、さまざまな芸術体験の場を設けることとしています。  

   同センターの設計は、国際的に活躍する建築家安藤忠雄氏によるものです、周囲の自然環境を生かし起伏に富んだ地形を壊さないように配慮し、建物を森に埋没させる「見えない建築」をテーマとした建築は、谷沿いに橋が架かるようなイメージの直線型の創作棟と宿泊棟、さらにギャラリーや円形の屋外ステージを備えた馬蹄型の展示棟の3棟から構成されております。この独特の建築空間は、滞在するアーティストの新しい想像力をかきたて、また訪れる人にとって、刺激的な、新しい芸術体験の場となるでしょう。  

 
 

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