国際芸術センター青森アーティスト・イン・レジデンスプログラム/Artist in Program 2009

スティーヴ・パクストン ワークショップ&映像展


STEVE PAXTON

 


 

主催:国際芸術センター青森AIR実行委員会
協力:DANCE DOCUMENTS JAPAN COMMITTEE (DDJC)

 世界的なダンサーであるスティーヴ・パクストンを招聘し、交流プログラムおよび記録映像にもとづく展示を行います。近年、1960〜70年代アメリカの前衛舞踊の試みを再評価する動きが高まっています。社会の慣習や伝統にとらわれず、身体のあらゆる感覚と行為の枠組みを問い直した活動は、近代舞踊史におけるひとつのターニング・ポイントとなり、やがて、コンテンポラリーダンス、さらにはその後のさまざまなボーダレスな芸術活動へ繋がっていきました。スティーヴ・パクストンは、そのような時代を代表するダンサーのひとりです。彼が創始した「コンタクト・インプロヴィゼーション」は、ダンサーをはじめとする身体表現者たちにとって重要な技法であるとともに、コミュニティ・ダンスやセラピーの分野にも広く展開、影響を及ぼしてきました。 メイン事業となる交流プログラムでは、パクストンの思想と活動、そして彼独自の動きへのアプローチ、メソッドの実際を、地域の人々が直接学び、対話する場をつくることによって、新たなる芸術のあり方を共に探求する相互交流の場となることを目指します。さらには代表的な作品の映像記録を紹介する展示を行いさまざまな視点から氏の活動を紹介します。パクストンの芸術世界に多くの人々が触れる、またとない素晴らしい機会となるでしょう。


スティーヴ・パクストン


 
     
 
 【交流事業】

■ 公開デモンストレーション&セッション

5月8日(金)18:00-20:00 / 5月10日(日)15:00-17:00 ※2日間 

展示棟 ギャラリーA /入場・参加料:無料 ※要申込
指導:スティーヴ・パクストン

2日間にわたり、彼の技法である“Material for the Spine”について映像を用いながらトークを行い、地域の若手ダンサーを中心とした参加者との交流の場をつくります。

■ レクチャー/デモンストレーション+トークイヴェント 「身体と農」

5月9日(土)14:00-15:30 

展示棟 ラウンジ /入場無料(申込不要・直接会場へ)
定員:50名
出演: スティーヴ・パクストン、浜田剛爾(ACAC館長)

パフォーマンスアーティストである浜田館長との対談と、“Material for the Spine”の映像を使いながらのデモンストレーションを行います。

 
   【映像展示】  
 

■ スティーヴ・パクストン映像展

4月26日(日)ー5月17日(日)10:00-19:00
展示棟 ギャラリーB /入場無料 
<展示協力:contredanse / videoda>

従来のダンスの枠組を問い直し、独自の身体表現を追求し続け来たパクストンの活動を、彼が創始したコンタクト・インプロヴィゼーション(C.I.)から今日の活動に至るまでの記録映像で紹介します。


 
 
 
 
 
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