展覧会関連イベント2012.2−3

 

再考現学研究プログラムphase3

2012年2月12日(日)ー 3月25日(日)

ワークショップ、レクチャーなどを通じて、再考現学的世界の見方、風景の痕跡の探し方などをアーティストと一緒に見つけていきます。
参加者の皆さん自身が創作を体験すると同時に、アーティストたちの思考法や価値感などにも直接触れることができる貴重な機会です。是非ご参加ください。
【01.スタジオ訪問】
『スタジオ訪問!』訪問先:ジュー・チュンリン(シンガポール) 無料
【02.版画1 】
『大切な人に贈るオリジナルのメッセージカードをつくる』講師:佐々木愛(大阪) 1000円
【03.音 】
『キノコフォンを聞こう』案内人:アマンダ・ベランタラ(アメリカ) 無料
【04.ダンス】
『身体の風景』 講師:長内真理(青森)、平松み紀(茨城) 500円
【05.版画2】
『なわばりステッカー』
講師:吉永晴彦(東京) 500円

【展覧会】
『再考現学/Re-Modernologio phase3:痕跡の風景』
『ヴィジョン・オブ・アオモリvol.8
                      残雪のブルースー柿崎康写真展』


【申込方法】 各講座とも、電話、FAX、Eメールなどでお申し込みください。
 国際芸術センター青森  電話:017-764-5200 FAX:017-764-5201 Eメール:acac-1@acac-aomori.jp


【01.スタジオ訪問 】
 

  • 『スタジオ訪問!』

  • 2012年2月12日(日) 13:30 - 15:00

    訪問先:ジュー・チュンリン(アーティスト/シンガポール)


    展覧会オープン直前のアーティストって何しているの?

    展覧会オープン1週間前!そんな時アーティストってどんなことをしているのか、遊びに行ってみませんか?制作の過程を見たら展覧会をもっと楽しめます。実際の制作の様子を見ながら、新作について、過去の作品についてのお話をうかがいます。

    定  員:20名(申込不要)
                 ご参加の方は開始時間にギャラリーBにお集りください
    参加 費:無料 
    会  場:国際芸術センター青森 展示棟ギャラリーB
    ほか

       
    制作の様子




    ジュー・チュンリン(Joo Choon Lin)
    1984年シンガポール生まれ。現在イギリス、グラスゴー在住。南洋芸術学院(シンガポール)卒業。手描きのドローイングや身の回りの日用品、手作り風の模型やオブジェを使ったり、展示場所の風景を背景に取り入れたりした、コマ撮りアニメーションを制作。2009年「第4回福岡アジアトリエンナーレ2009」参加、2010年「愛知トリエンナーレ2010」参加。





    【02版画1】

  • 『大切な人に贈るオリジナルのメッセージカードをつくる』

  • 2012年2月25(土), 26日(日) 10:00 - 16:00 

    講師:佐々木愛(アーティスト/大阪)


    オリジナルのメッセージカードを銅版画でつくりましょう。

    プレゼントや季節の挨拶など短いメッセージを送るときに使う、自分のオリジナルメッセージカードを作りましょう。銅版画の技法のひとつ、アクアチントを用いて制作します。講師の佐々木愛さんは、展覧会「再考現学phase3」の参加アーティストです。

    定  員:20名(申込〆切;2月19日)
    参加 費:1000円
    会  場:国際芸術センター青森 創作棟ワークショップスタジオ
     

      
    左:《モミの木》240×300mm、アクアチント
    右:《雪山》300×240、アクアチント


    撮影:GOTO Takehiro(YUKAI)

    佐々木愛(SASAKI Ai)
    1976年大阪生まれ。家、山、船、植物などをモチーフとした砂糖による壁画のほか、近年は水彩画、油彩画、版画、ドローイング等も発表。ACACの2005年秋のアーティスト・イン・レジデンス「変わりゆく世界で」にも参加。


    【03.音】

  • 『キノコフォンを聴こう 』

    2012年3月3日(土) 13:30-15:00 


    案内人:アマンダ・ベランタラ(アーティスト/アメリカ)


    音の胞子が集まるキノコフォンの森で世界各地の音を聴きましょう。

    音に着目した作品を制作するアマンダ・ベランタラさんの案内で、世界中から集まった音を聴いてみましょう。また、キノコフォンを聴こうでは現在、当日披露する音も募集中です。    

    音の送り先はこちら  submissions(at) kinokophone.com
                         (at)を@マークに変えてください
       >>キノコフォンについて詳しくはこちら 


    定  員:20名(申込〆切3月2日)
    参加 費:無料
    会  場:国際芸術センター青森 創作棟講義室


     


    《通路》サウンドインスタレーション、2011年(柳本明子との共作)


  • アマンダ・ベランタラ(Amanda BELANTARA)
    1979年アメリカ出身、現在イギリス、マンチェスター在住。人類学・民族学的な観点から、人間の生活を映像で記録する「映像人類学」を大学で修め、人々の行いから生まれる音に着目した作品を制作する。

     







    【04.ダンス】

  • 『身体の風景 』

    [ワークショップ]
    2012年3月17日(土)18日(日) 10:00 - 16:00
    [公開セッティング・リハーサル]
    2012年3月19日(月)10:00-16:00(随時入退場可能)
    [公演]
    2012年3月20日(火・祝)開場:14:30、開演15:00
    ※公開セッティング・リハーサル、公演は青森公立大学交流ホールでおこないます
  • 講師:長内真理、平松み紀

    二つの身体に内包された二つの風景。

    ワークショップでは、長内、平松両講師のそれぞれのダンスのスタイルを体験し、さらに両氏が今回のダンス公演のために作ったソロパートをもとに、それらを繋げ、混合融和させてゆくダンスを作っていきます。?
    公開セッティング・リハーサルでは、どのようにダンス公演が作られていくのか、会場、照明、音響のセッティングから、リハーサルまでを公開します。
    ダンス公演は、長内、平松両氏とワークショップ参加者による公演です。

    [ワークショップ]
    定  員:15名(申込〆切:3月14日)
    参加 費:500円
    会  場:国際芸術センター青森 創作棟

    [公開セッティング・リハーサル]
    参加 費:無料
    会  場:青森公立大学交流ホール

    [公演]
    定  員:80名(申込不要)入場無料
    会  場:青森公立大学 交流ホール

     

     

    左:長内真理、右:平松み紀



    長内真理(OSANAI Mari)

    1956年青森市生まれ在住。渋谷玲子に師事。舞台芸術学院ミュージカル基礎科卒。モダンダンス、ジャズダンス、バレエ、太極拳、野口体操、津軽手踊り、ヒップホップを学ぶ。1994年より2007年まで毎年カナダ各地サンフランシスコのフリンジフェスティバルを訪れ公演。2007年バンクーバーインターナショナルダ ンスフェスティバル公演、県立美術館、長谷川孝冶構成、演出「アレコ」出演(Xing Bang Fu とのデュオ)。2005年から2011年ニューヨークCAVE、エドモントンmile zero dance、ウィニペグ大学、カルガリー大学、アルバータ大学(カナダ)、アテネ、テッサロニキ(ギリシャ)にてワークショップ、公演。2011年バンフ センターにてカナダ政府とバンフセンターの東日本震災を考慮した特別措置で滞在創作。現在上京の際は及川廣信に師事、青森市で野口体操を基本とし た体操教室で指導。ダンス愛好会DAWN代表。


    平松み紀(HIRAMATSY Miki)

    1968年神奈川県に生まれる。水戸市在住。4歳よりクラシックバレエを始める。バレエは身体に合わないと感じモダンダンスに興味を持つ。高校生より横浜の黒沢輝夫・下田栄子モダンダンススタジオに通い黒沢美香に出会う。1985年より黒沢美香&ダンサーズとして活動。黒沢美香の独特の動きに魅了され数々の作品に参加。即興で構成される作品でダンスを鍛えられる。その後ソロ活動を開始。ライブハウスを中心に作品を発表する。1996年より水戸芸術館のダンス企画「現代ダンスフェスティバルin MITO」のエルヴェ・ロブ作品「v.o」に参加。1997年より水戸芸術館専属舞踊家となり、水戸市民舞踊学校講師を務めながら自身の作品「鳥の歌」などを発表。館外活動では吉福敦子とのデュオ作品「solo×solo」を横浜STスポットで発表。2009年よりフリーに。地域の公民館や幼稚園でダンスクラスを展開中。

    【05.版画2】

  • 『なわばりステッカー』

     2012年3月24日(土)、25日(日) 10:00 - 16:00
  •     ※どちらか1日を選んでください。内容は両日とも同じです。
     講師:吉永晴彦(版画家)

    自分のなわばりをマーキング。

    人の周りを取り巻くその人独自の雰囲気やその人が生活する場所など、言葉では言い表せない独特の空気感を感じることがあります。人が動けば動いただけ、想いが強ければ強いだけ、場やものの状態はその人の影響を受け変わってゆきます。人の気配やテリトリーを意識する。場所やものの価値を再認識する。愛おしむ。このような行為のきっかけは、マーキングに似た小さなオリジナルへのアプローチからではないでしょうか。今回のワークショップでは、カスタムやデコレーションの身近なツールであるステッカーをシルクスクリーンで作ります。


    定  員: 各日15名(申込〆切:3月19日)
    参加 費: 500円
    会  場: 国際芸術センター青森 創作棟ワークショップスタジオ

       
     左:《forest snowing》400×400mm、シルクスクリーン、2009年
     右:《sunflower》360×350mm、シルクスクリーン、2010年


    吉永晴彦(YOSHINAGA Haruhiko)

    1980年東京生まれ。主にシルクスクリーン作品を発表。季節や天気の匂いや湿気などの空気の厚みの中にある風景を切り取るような作品を制作。青森国際版画トリエンナーレ2007にてACAC賞受賞。
    【展覧会】
  • 『再考現学/Re-Modernologio phase3:痕跡の風景』2012年2月18日(土)ー3月25日(日) >>詳細はこちら
  • ヴィジョン・オブ・アオモリ Vol. 8
    『残雪のブルースー柿崎康写真展』

  • 2012年2月18日(土)-3月25日(日) 10:00-18:00
    ギャラリーB 入場無料 会期中無休

    青森を拠点に活動する注目すべきアーティストたちを紹介するシリーズ。
    第8回目は、柿崎康さんの2006年に自費出版された写真集『残雪のブルース』よりシリーズ作品《残雪のブルース》をご紹介します。

     


     
    【AC3キューブとは】
    キューブとは立体を意味し、多角的な視点からアートをつくり、学び、体験することを象徴した言葉です。また、国際芸術センター青森の略称ACACに加えて、アートカレッジ(Art College)の頭文字をとって、AC×3で、AC3となりました。
                   


      〒030-0134 青森市合子沢字山崎152番6
      tel.017-764-5200 fax.017-764-5201 e-mail:acac-1@acac-aomori.jp