冬の芸術講座2010

2010年12月〜2011年3月にかけてのプログラムはただいま準備中です。しばしお待ちください。

『空間知覚 / perception for space

2009年1月9日(土)ー 3月28日(日)

雪に閉ざされる季節だからこそ、芸術についてゆっくりと学び、考える時間。冬の芸術講座ではを『空間知覚/perception for space』をテーマに、ダンス、音楽/工作、版画、絵画などの創作体験、講座や展覧会などを多彩に設けました。講師はそれぞれのジャンルで第1線で活躍する若手のアーティストです。アーティストと一緒に活動をし作品を制作してみませんか。
参加者の皆さん自身が創作を体験すると同時に、アーティストたちの思考法や価値感などにも直接触れることができる貴重な機会です。是非ご参加ください。
【01.版画(銅版画・豆本制作)】
『小さな空間』講師:関典子(弘前) \1,000
【02.絵画】
『くうそうかいぼうがく(青森編)』講師:奥村雄樹(東京) \300
【03.身体表現(ダンス)】
『ビデオ・ダンス・ワークショップ』講師:ショーネッド・ヒューズ(ロンドン)無料
【04.建築】
『Symmetric Arrangement of Time and Space/ 時間と空間の対称的配置』 講師:assistant( 東京) \300
【05.音楽/ 工作/ インスタレーション】
  • 『空間の法則/ 現象の方程式』講師:梅田哲也(大阪) 無料
  • 【シンポジウム】
    「文化芸術があおもりを変える 〜ひと・もの・ことをどう活かすか〜(仮)」 出演; 北川フラムほか
    【展覧会】
    奥村雄樹ws展『くうそうかいぼうがく(青森編)』
    青森市所蔵作品展『色を食む』
    Vison of Aomori『辻綾子展ーシェル・ファンタジー』
    梅田哲也ws展『空間の法則/ 現象の方程式』

    【申込方法】 各講座とも、電話、FAX、Eメールなどでお申し込みください。
     国際芸術センター青森  電話:017-764-5200 FAX:017-764-5201 Eメール:acac-1@acac-aomori.jp


    【01.版画(銅版画・豆本制作)】
     

  • 『小さな空間』

  • 2010年1月9日(土)、1月10日(日) 10:00-15:00 (※2日間通し)

    講師:関典子(版画家/弘前)

    1日目でエッチングによる銅版画を制作しプリントして、2日目にみんなの制作した版画を集めて自分だけの1冊となる豆本をつくります。

    定  員:15名 (小学生以上※3年生以下は保護者同伴でお願いします)
          ※応募多数の場合は抽選
    参加 費:1,000円 (申込〆切2010年1月5日(火))
    会  場:国際芸術センター青森 創作棟ワークショップスタジオ


    《白昼夢》2003
    《架空の果実》2007



    関典子(SEKI, Noriko)
    1982年生まれ、弘前市在住。
    2002 全国大学版画展出品(- 2004)
    2005 個展(田中屋画廊、弘前)
    2005 陸奥新報にて連載小説「はしけやし(作・工藤正廣)」カット担当(-2006.12)
    2007 個展(田中屋画廊、弘前)
    2008 工藤正廣『"秋田雨雀"紀行 -1905 〜 1908』(津軽書房刊)挿画、装幀を担当
    2008 若手作家による青函交流美術展「アオダテハコ森」(青森県立美術館コミュニティ ギャラリー、青森)
    関典子 版画展(田中屋画廊、弘前)
    2009 クロスオーバー・ノーボーダー GT-ART 展(Gt.moo Gallery、新潟)
    2009 N. E. blood 21 Vol.36 関 典子 展(リアス・アーク美術館、気仙沼)




    【02.絵画】

  • 『くうそうかいぼうがく(青森編)』

  • [ワークショップ]2010年1月16日(土) 13:30-15:00
    [レクチャー]2010年1月16日(土) 15:30-16:30
    [展覧会]2010年1月19日(火)ー2月14日(日) 10:00-18:00

    講師:奥村雄樹(美術家/東京)

    じぶんのからだのなかを想像して、カラフルな絵に描いてみよう!
    みんなが描いた絵と当日の記録映像を用いて奥村さんが展示します。また、レクチャーも実施します。

    定  員:[ワークショップ]20名程度(4〜7歳のお子様)、
         [レクチャー]30名程度(どなたでも)
    参加 費:[ワークショップ]300円 (申込〆切2010年1月12日(火))
         [レクチャー]無料
    会  場:[ワークショップ、レクチャー]青森市空間実験室
         [展覧会]国際芸術センター青森 ギャラリーB


     


    上左:府中市美術館のワークショップ参加者が描いた作品
    上右:MAZE-MAN (red), 2009
    下:Echoes: a small concert for Lina and Sayo, 2007
    (Courtesy of the artist and MISAKO & ROSEN)


    奥村雄樹(OKUMURA, Yuki)

    1978 青森生まれ、東京にて制作・活動
    2004 東京藝術大学大学院修士課程油画専攻修了
    ■主なアーティスト・イン・レジデンス
    2006 ロケーション・ワン、ニューヨーク
    2007 台北国際藝術村、台北
    2007 アイルランド近代美術館、ダブリン
    ■主な個展
    2000 Pieces(QCAギャラリー、ブリスベン)
    2005 トランスファー(Hiromi Yoshii Five、東京)
    2007 Half the World Away(アイルランド近代美術館、ダブリン)
    2008 アイミーマイン(MISAKO & ROSEN、東京)
    ■主なグループ展
    2004 タイム・オブ・マイ・ライフ―永遠の少年たち(東京オペラシティアートギャラリー、東京)
    2006 Trans-boundary Experiences(SPOOL Mfg、ニューヨーク)
    2008 釜山ビエンナーレ2008 Expenditure (ミーワールド、釜山)
    2009 この世界とのつながりかた(ボーダレス・アートミュージアム NO-MA、滋賀)
    2009 ラブラブショー(青森県立美術館、青森)
    http://www.yukiokumura.com

    【03.身体表現 (ダンス・パフォーマンス) 】

  • 『ビデオ・ダンス・ワークショップ/VIDEO Dance workshop』)

    [ワークショップ]2010年1月10日(日), 11日(月), 23日(土), 24日         (日) 10:00- 15:00
    [発表]2010年1月30日(土) 14:00−16:00 展示棟ギャラリー A ※入場無料、申込不要

    講師:ショーネッド・ヒューズ(ダンサー・振付家/ロンドン)

    イギリス人のダンサー兼振付家ショーネッド・ヒューズと一緒に、楽しみながら身体を動かし、からだの多様な可能性を探求します。ダンスだけでなく、手踊りやヨガ、体操など異なる要素を取り入れダンスの方法論を探求します。ダンス経験はまったく必要なし!もちろん経験者も大歓迎。

    定  員:20人程度(参加日程については応相談、経験不問)
    参加 費:無料 (申込〆切2010年1月6日(水))
    会  場:国際芸術センター青森 ギャラリーAほか。

    《助成》セゾン文化財団+EU・ジャパンフェスト日本委員会(共同支援プログラム)、
        Arts Council of Wales / The National Lottery Welsh Assembly Gevernment


  • ショーネッド・ヒューズ(Sioned HUWS)
    1965年バンゴール(ウェールズ)生まれ。現在、ロンドンを拠点に活動。83-86年The Laban Centre for
    Movement and Danceにてダンスを学ぶ。88-90年マース・カニングハムスタジオ(ニューヨーク)で学び、振付、ソロ活動を始める。国内外での振付、パフォーマンス公演、レジデンスでの作品制作に多数参加。97年からは、チャプターのジェイムズ・タイソンのコーディネートにより、滞在制作を通した新しい作品制作を精力的に行い、また2002年からは、メディア・アーティストのマッシミリアーノ・シンビュラとの共同制作を行なうなど振付を中心とした活動のほか、大学などでのダンス指導にも積極的に取り組んでいる。
    2008年1月に初来青。1ヶ月のレジデンスプログラムを行い、7月には青森のオーディションにより選出された木村玲奈とともに、カーディフでの成果発表の公演を開催した。
    www.sionedhuws.com

    【04.建築】

  • 『Symmetric Arrangement of Time and Space/時間と空間の対称的配置』

    2010年2月14日(日) 13:00-16:00
  • 講師:assistant (建築家/東京)
    assistantがつくりだす空間の使い方を考えて建築として完成させよう!飾り付けをしたり、逆に解体して何かを差し引いたり、あるいは踊ったり、写真に撮ってみたりと、そこに加える行為はみなさん次第。人に生き生きと活用されてこそ価値を発揮する建築。あなただけの建築との関わり方を発見してみませんか?

    日  時:2010年2月14日(日) 13:00-16:00
    定  員:15人程度
    参加 費:300円 (申込〆切2010年2月8日(月))
    会  場:国際芸術センター青森内




    assistant(アシスタント)

    松原慈と有山宙を中心に、2002年にスタートした領域融合的デザイン活動。詩的な建築活動で知られ、分野や国境から解放された自由な創造を展開する。
    2003年に発表したGPSと携帯電話を使った心理地図『Happy City』は、ウェブ・インタラクティブの賞を複数受賞、2006年から2007年にかけては、ロンドンデザインウィーク、ミラノサローネ、デザインタイ ド東京にて展覧会空間設計を連続して手がけたほか、美術館やギャラリーでのインスタレーションおよびワークショップ、主要企業のコンサルティングやアート ディレクションなども行い、プロジェクトの性質は一通りではないが、一貫して予定調和を嫌い、あらゆる制約に対して自由を追求する姿勢を好む。2008年 には、都市リサーチプロジェクトの立ち上げ、フランスや韓国での国際現代美術展への参加など、活動の発表形式も拡張。
    2009年11月には、松原が個人作品でミラノおよびソウルにて現代美術グループ展に参加。またassistantが展覧会設計を手がけた大型企画展が日本科学未来館で始
    まる。12月には青森県立美術館においてもインスタレーションおよびワークショップを実施予定。
    http://www.withassistant.net

    【05.音楽/工作/インスタレーション】

  • 『空間の法則/ 現象の方程式』

    [ ワークショップ]2010年3月6日(土)-7日(日) 13:00-16:00
    [ 展覧会]2010年3月9日(火)−3月28日(日)10:00-18:00

  • 講師:梅田哲也(美術あるいは音楽家? / 大阪)
    古くなった日用品や家電など普段は廃棄物として捨てられてしまうようなものを街中に探しにでかけて収集し、それらをもちいて独自の装置(動いたり、音や光を発するおもちゃのようなデバイス) をつくります。そしてそれをギャラリー内に配置して、動きと音と光の空間を生成します。

    定  員: 15 名程度
    参加 費: 無料(申込〆切2010 年3 月1 日(月))
    会  場: 国際芸術センター青森 ギャラリーA ほか




    梅田 哲也 (UMEDA, Tetsuya)

    空間に廃材や日用品を持ち込み、改造し組み合わせるこ
    とで、光や音、動きなどの「現象」をともなう、独特の空間
    にかえてしまう。パフォーマンスとして行うこともあれば、
    インスタレーションというかたちをとることもある。
    www.siranami.com
    ■主な個展
    2009 迷信の科学(オオタファインアーツ、東京) 
    2008 クリテリオム73(水戸芸術館、茨城)
    2008 Electrical Behavior(せんだいメディアテーク、仙台)
    2006 静かぬ (art space tetra、福岡)
    ■主なグループ展
    2009 CORDED CULTURES(Museums Quartier、ウィーン)
    2009 moids 2.0 展(芳流庵、山口)
    2008 大垣ビエンナーレ2008(大垣市内各所、岐阜)
    ■その他の活動
    2009 停電EXPO(新港ピア、横浜)舞台公演
    2009 「○(しろたま)」DVD+CDをとんつーレコードよりリリース
    2008 横浜トリエンナーレ2008 (RISING TUNES)
    2002 Festival Beyond Innocence (BRIDGE、大阪)[07まで連続出演]
    【展覧会】
  • 奥村雄樹ws展『くうそうかいぼうがく(青森編)』

  • 2010年1月19日(火)ー2月14日(日) 10:00‐18:00
    ギャラリーB 入場無料 会期中無休

    奥村さんのワークショップでこどもたちが描いた絵と記録映像等を用いて、インスタレーションとして奥村さんが再構築し、展示します。
  • 青森市所蔵作品展『色を食む』

  • 2010年2月7日(日)-2月28日(日)10:00‐18:00
    ギャラリーA 入場無料 会期中無休

     青森市が所蔵する作品を色をテーマに展示します。
  • 梅田哲也ws展『空間の法則/現象の方程式』

  • 2010年3月9日(火)ー3月28日(日) 10:00〜18:00
    ギャラリーA 入場無料 会期中無休

     梅田さんのワークショップで参加者とともに制作した作品をギャラリーAに配置して、音と光の空間を生成します。
  • ヴィジョン・オブ・アオモリ Vol. 6
    辻綾子展『シェル・ファンタジー』

  • 2009年3月6日(土)-3月28日(日) 10:00-18:00
    ギャラリーB 入場無料 会期中無休

     青森在住の注目されるアーティストを紹介するシリーズの第6回目。  


    【参加作家プロフィール】

    詳細は近日中にアップします。


     
    【AC3キューブとは】
    キューブとは立体を意味し、多角的な視点からアートをつくり、学び、体験することを象徴した言葉です。また、国際芸術センター青森の略称ACACに加えて、アートカレッジ(Art College)の頭文字をとって、AC×3で、AC3となりました。
                   
    d


      〒030-0134 青森市合子沢字山崎152番6
      tel.017-764-5200 fax.017-764-5201 e-mail:acac-1@acac-aomori.jp